戦う看板娘「カエルと殿下と森の魔女」
妖魅の跋扈する闇の森のきわに建つ宿屋兼酒場・緑竜亭が舞台のコミカル・ファンタジーです。
「カエルと殿下と森の魔女 緑竜亭繁盛記」著:橘柑子/絵:堤利一郎(ファミ通文庫 1月刊)
緑竜亭の一人娘・リュン、こづかい程度の給料で家の手伝いをしている現状に不満を感じています。
ある夜、煌びやかな甲冑をまとった奇妙な客が訪れます。
新人さんです。
ライトノベルらしいファンタジーです。
ほのぼのとした雰囲気で、イラストもピッタリでした。
童話風味のテイストです。
リュン・グリーン、15歳の元気で世話好きな少女です。
寡黙な料理人の父親に代わって宿の切り盛りをしています。
おぼんとモップで酒場の秩序を守ります。
ブラックとアンバー、粗暴とキザの対照的な2人です。
迷惑だけど頼りになります。
王子様、なかなか楽しいダメダメっぷりです。
こういうのも一種のドジッ子でしょうか。
前半がスローペースだったのでちゃんと一冊で終わるのか微妙に不安でした。
中盤からは急転直下の展開で良かったです。
最後、王子たちの結末を直接見届けられなかったのは、少し心残りです。
まだまだ色んな客が緑竜亭を訪れそうです。
開拓民のみなさんも気になります。
ストーリー運びに多少のぎこちなさも感じましたが、続巻が出れば買います。
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