迷子の魂「ぴよぴよキングダム 2」
ヒヨコ型知的生命体のドタバタに巻き込まれた少年と少女のジュブナイルSFです。
「ぴよぴよキングダム 2 ときのしおり」著:木村航/絵:竹岡美穂(MF文庫J 1月刊)
『恋の儀式』に決着がついて半月、世界中の報道陣の見守るなか『聖婚の儀』が行われます。
あかりは、緊張している自分に苛立っています。
あかり中心です。
今回は、意地っ張りな彼女が、恋愛と自分に折り合いをつけるお話です。
世界もなにやら不穏です。
スピード感のある展開が楽しかったです。
磐座あかり、攻めの生き様の女子高生です。
守りにまわると弱々です。
芽生えた恋心で、暴走気味です。
あかり母親・点子(ともこ)、たくましさと弱さが渾然としていて素敵です。
森山拓、頼もしくなってきています。
ピックル、癒しのアイテムです。
前巻では本心を見せなかったチュルリラ姫の思いの一端が示されます。
ブランク、懲りてないようです。
市ヶ谷珠理、テンション高く掻き回します。
母と娘の微妙な関係が良かったです。
リリッチや、ピッチパッチの故郷の様子が興味深いです。
良い人な仁村優の出番は少なかったです。
前巻と違い、今回は場面ごとに視点が変わるライトノベルによくある構成でした。
今後のための伏線が色々と張られています。
ヒヨコも増えて、シリーズ化する感じです。
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