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12月 07, 2004

勝つまでやる「青空のように君は笑う」

周りを巻き込みながら暴走する女子高生のサクセスストーリー風ドタバタコメディです。
「青空のように君は笑う ~僕らが起こしたちょっとした奇跡~」著:小池雪/絵:森平夏生(コバルト文庫 12月刊)

留学に反対する過保護な親にやる気を見せるため、留学資金を稼ごうとする主人公。
バイト先の景気の悪そうな電器修理屋は、変人の巣窟で・・・。

アクセルベタ踏みで、壁にぶつけて曲がるような主人公の行動が楽しかったです。
空想度は強めで、企業物としてみるとツッコミどころが満載です。
一種の逆ハーレム物ですが、主人公が男前なので恋愛要素は浅めです。
テンション高いのか冷めているのか分からない不思議なノリでした。
青春バカストーリーですが、暑苦しさもほどほどです。

主人公の岡町環、お嬢様学校に通う高校3年生です。
お嬢様らしいのは最初だけ、すぐに壊れて暴走しまくります。
だんだん詐欺師っぽい変なカリスマを発揮していくのが素敵です。

男比率が高いです。
エキストラを除く主人公以外の女性は、1人だけでそれも出番はちょこちょこです。
男キャラは、腕白ジゴロ、寡黙な熱血少年、太ったオタクっぽい人、偽ヤンキー風、小さいオッサン、敵役の美形のお坊ちゃまとバラエティーに富んでいます。

ビジネス的リアリティが弱かったのが惜しいです。
理屈を気にしすぎて勢いがなくなっては本末転倒ですが・・・。
最終的に主人公がいい感じになった相手にも、未来図と矛盾しているようで少し気になりました。

転げるような状況の悪化と、仲間の結束が高まる展開が燃えます。
爽やかなエンディングはいいものです。

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