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12月 09, 2004

【本好きPeople/本好き大賞推薦作品】

年末らしい気分を味わいたくて「本好きPeople」のTB企画「本屋大賞ならぬ、本好き大賞!(ただし賞品はナシよ)」に参加させていただきます。

まずは、推薦したい3冊を。

「ぺとぺとさん」木村航
扇情的ではなく、かといって説教臭くもならず、性的なものへ目覚める時期をエンターティメントとして描いていて美しいです。

ロボット妹 改め 人類皆兄弟! 目覚めよ愛の妹力」佐藤ケイ
中身がアレだと解っているのに、可愛らしく感じさせるストーリーなんてそうないと思います。
女性にはただのバカ小説だと思うのですが、男の自分にとっては、おぞましいのか、素晴らしいのか、哀しいのかわからない印象なのです。

推定少女」桜庭一樹
ぐるぐる感とか、ふわふわとした地に足のついていなさとか、思春期を内側から見たときのダークさが味わえます。

多少の欠点はあっても、一点突破的な魅力を感じたものを挙げてみました。

最後までと言うか、今でも迷っている3冊です。

「吉永さん家のガーゴイル」田口仙年堂
家族的なほのぼの感に溢れています。
ぴよぴよキングダム」木村航
最近少ない、ストレートなSF系の青春物です。
にゃんこ亭のレシピ」椹野道流
少し大人の感じの、ゆったりとした「擬似家族」物です。

完成度では、選んだものより優れていますし、面白さでも負けていません。
向こうを選んだのは、なんとなくです・・・。

推薦したかったけど、わずかに期間外だったものです。
コスプレ温泉」吉岡平
数ヶ月後に、ニセ温泉が社会問題となったりしてタイムリーでした。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹
同じ作者の「推定少女」よりさらに強い閉塞感と、生々しさがあります。
世界は紙でできている」ココロ直
派手さはないのですが、生活感のあるコンパクトにまとまった異世界漂泊物です。

シリーズ物の途中の巻をどうするか、迷いました。
「キーリ(壁井ユカコ)」など楽しみにしているシリーズも多いのです。
「Dクラッカーズ(あざの耕平)」と「楽園の魔女たち(樹川さとみ)」という長いシリーズがいい感じに完結したのでこれを選ぼうかとも思いました。
でも、前の巻を読んでいることが前提だと「今年の本」といえるのか微妙な気がします。
また、時々見かけるライトノベルの投票ランキングでは、シリーズ物ほど強く感じるのも気になります。
単巻として読める場合や最初の巻が期間内でしかも面白ければいいのですが、巻を重ねることで面白くなったシリーズや、特定の巻が跳び抜けて面白い場合もあります。
そういったものもやっぱり選びたいので悩ましいです。

本の溢れている現状では、気楽な個人的セレクトにも意味があると思います。
でも、選ぶというのは思った以上に難しかったです。
本の面白さって、それぞれで質的に違うから、順位をつけられないと思うのです。
好みでといっても、けっこう幅があり、日によっても読みたい本は変わってきます。
しかし、最大の問題は、わたしの記憶力がポンコツだということです。
最初、思いつくままリストアップしてみました。
その内の何冊もが、何年も前の発刊でした。
ガックリきました。
培養した神経幹細胞を、注射でチューっと注入して欲しいです。

読んだ本を思い返しながら、いろいろと選ぶのは楽しかったです。
見落としている本がありそうなのは微妙に心地が悪いです。
今後は、ブログが読書記録となって衰えゆく記憶を補完してくれそうです。

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コメント

こんばんは。
投票ありがとうございます。

どの本も知らない本ばかりだたのですが(ごめんなさい!><)、「ロボット妹~」って本は、男にとってどういうのが おぞましくてすばらしくて哀しいのか気になりました。(笑)
「コスプレ温泉」ってどんな温泉なのかも。(笑)

投稿: maria | 12月 18, 2004 05:14 午後

mariaさん、いつも楽しい企画ありがとうございます。

「ロボット妹」は、妹萌え小説の皮をかぶった"BLと言えないこともないもの"です。
うーん、ちょっと違うか。

意識して、その年に自分の読んだ本を振り返ったことはなかったので、自分にとっては新鮮でした。

投稿: Junsuke | 12月 19, 2004 07:20 午前

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