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11月 15, 2004

料理上手はつぶしが効く「魔法使いのティータイム」

異世界で魔法の修行をする女子高生の、ほのぼの冒険譚です。
「続・わたしの勇者さま 魔法使いのティータイム」著:とまとあき、塚本裕美子/絵:伊東岳彦(スニーカー文庫 1993年刊)

勇者シンを追いかけて、異世界ルーで暮らしている陽子。
薬草の調合には上達しましたが、肝心の魔法のほうはサッパリです。
王様の姪のリミア姫が、他所での魔法の修行を終えて城に帰還してきます。

ストーリーは童話的ですが、描写には生活感が溢れています。
前回は、通過しただけだった王都イオナの日常を堪能できます。
馬に乗っての旅も楽しめます。

陽子は、異世界での生活には馴染んだものの自分の立場に不安を感じています。
暴走するお姫さまに困惑させられます。
もやもやとした三角関係にも悩みます。

リミア姫、存在自体が陽子の劣等感を何かと刺激してくれます。
わがままで高飛車ですが、正義感や責任感もあります。
でも視野が狭くて、いろいろと空回りしています。

前編でちょっとだけ出てきた宮廷魔道士カロアが、いい感じの師匠として再登場します。
城下の人々も気持ちがよく、子供たちは可愛いです。
雑種犬のモルト、大活躍で出番も増えてます。

舞台は、全編ルー側です。
前半では、王都での陽子の暮らしぶりが描かれます。
後半は、リミア姫に連れられてのプチ世直しの旅です。
勇者シンは、ほとんど登場しませんが、常にその存在が意識されています。

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