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10月 02, 2004

もうすぐ完結?「百鬼夜翔 霧が閉じる黄昏」

人間と人間社会に隠れ住む妖怪たちを描く連作小説シリーズの13巻目です。
「シェアード・ワールド・ノベルズ 百鬼夜翔 霧が閉じる黄昏」著:友野詳 + グループSNE/絵:あるまじろう(角川スニーカー文庫 10月刊)

鬱々とした細切れのエピソードが長々と続いて退屈でした。

「百鬼夜翔シリーズ」は、「妖魔夜行シリーズ」の続編シリーズです。
今シリーズも、一般社会を巻き込む最終戦争で終わりのようです。
しかも、日本限定とスケールダウンしています。
それとも、このあと混乱が世界全体に波及するという最終決戦の2段構えなのでしょうか。
どちらにしても、もう少し別の終わり方を工夫して欲しかったです。
前回の最終決戦で大量に生じてしまった被害者たちと不安定化した人と妖怪の関係のゆくえが、今回のシリーズのテーマだと思っていたのですが違ったのでしょうか。
さらに同じパターンで被害者を増やしてどうするつもりなのでしょう。

半分程度の話を、水増ししたような感じで、緊迫感がそがれました。
今回は、複数の作家が書いたエピソードを、分解して編集したとのことなので、遠慮があって無駄を削れなかったのでしょうか。

ひかりの遭遇した事件、前半の記述と後半の本人の語りが噛み合ってません。
金属パイプは変でしょう。
霧で意識なり記憶なりを操作されているのだとすれば、お手軽な悪魔です。ひかりの魂の価値、軽すぎます。

知ってて当然のごとく語られる「樹海の件」にかなり戸惑いました。
あとがきによると、リプレイ集のエピソードのようです。
小説は、小説を読んでいれば分かるようにしておいて欲しかったです。

次が下巻とのことです。どうやって扉を開くのか注目しています。

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コメント

淳介さま
初めましてbajaと申します。私も百鬼夜翔-霧が閉じる黄昏-(スニーカー文庫)を読了しました。ココログでは、シェアードワードの記事がほとんどなくて、検索したら淳介さんのページでした(笑。
おっしゃる通り、所々ちぐはぐが目立ちましたね。特に「樹海の件」はポカーンとしてしまいました。
・・・リプレイの購入、拒否権なしですかね(笑。探さなくてわ。
まあ、なんだかんだといって、私はかなり楽しんでしまいました。特に「うさぎの穴」の面々が出てくるのが嬉しくて嬉しくて。
よろしければ、

http://baja.cocolog-nifty.com/baja/

見て下さい。いきなりトラックバックも失礼だと思いましたので、コメントにしてみました。

投稿: baja | 10月 25, 2004 10:02 午後

リプレイが置いてある店、あまりないですよね。
買おうかどうか、いまだに迷っています。
「うさぎの穴」のメンバーが出てくると懐かしく感じます。

ブログを読ませていただきました。
リーダのヒトの新感覚な愛妻弁当
ワイルドな夫婦愛を感じます。

投稿: Junsuke | 10月 26, 2004 07:59 午後

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