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9月 12, 2004

ゆるやかな空気「にゃんこ亭のレシピ」

“村に呼ばれた”ゴータの冬から春の物語り。
「にゃんこ亭のレシピ」著:椹野道流/絵:山田ユギ(講談社X文庫ホワイトハート 9月刊)

冬の寒い日、一人暮しの部屋に仕事から帰った主人公は、一通の手紙を受け取ります。

不思議が不思議でない村、銀杏村が舞台です。
にゃんこ亭を取り巻く人々の、素敵な関係が描かれています。

猫も料理人モノも好きです。
題名を見たときから、かなり気になっていました。
でも、発売日には、見送りました。
ボーイズラブではないかと、警戒したのです。

電撃文庫の発売日に、あらためて店頭で手にとってみました。
表紙を見てみます。
・・・微妙。
絵柄が、それっぽい・・・。
妙に色っぽい野郎が二人ほど。
男二人だけなら決定的ですが、中央には小さな女の子が・・・。
微妙です。

なかを見てみます。
各ページのヘッダとページ番号が二色刷り、オシャレ過ぎます。
主人公の名前が、カタカナな点も不安を掻き立てます。
各章末にレシピがついているのは、ターゲットが女性ということでしょうか。

パラパラとみたかぎり、一章にはそういったシーンはなさそうです。
かなり悩んだすえに買ってしまいました。
やばいシーンが出てきた時点で封印と言うことで・・・。

一章・・・。
泣けました。
優しい気持ちです。
独立した短編として読めました。
とりあえず満足です。

ここまでに登場するのは主人公であるゴータ以外は、ほとんどお年寄りです。
相方がいないので、ボーイズラブになりようがありません。
和尚は、微妙ですが、豹変しない限り大丈夫でしょう。
サツオは、ないでしょう・・・ありなのでしょうか。

問題は、この先です。
章題の「色男は春風とともに」というのが、危険な感じです・・・。
ともかく読みます。

で、結果ですが、多少、そういった要素はあったものの許容範囲内でした。
約一名が、そのての台詞を吐くだけなので、ギャグの一種として笑えました。
二人のコンビネーションもよかったです。
こんごも、友情であることを強く願います。

お店の運営についても、仕入れとか、準備とか、丁寧に描かれています。
こういうのが好きなので大満足です。

読み終わって、もう一度、表紙を見てみると、物語りのカラーがよく現われていることがわかりました。

一行の文字数は、すこし少なめです。
ページ数に対してお話が薄くなっているとは感じませんでした。

猫に関しては、重要ではあっても短いエピソードがあるのみでした。
別のかわいい動物(?)は出てきます。

表紙真ん中の女の子の登場は、かなり最後のほうです。
今後の活躍を期待してます。

男でも読めるように、ボーイズラブ要素は、読者の2次創作にまかせる程度にとどめてもらえるとありがたいです。
今後も読みつづけたいので・・・。

コギの参加で、お話はもっと不思議よりになっていくのでしょうか。
人間ドラマが中心なのかな。
つづきが楽しみです。

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