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8月 14, 2004

不思議な町でホームステイ「霧のむこうのふしぎな町」

日本の昔話と西洋の童話が溶け合った独特の世界観のお話です。
「霧のむこうのふしぎな町」著:柏葉幸子/絵:竹川功三郎(青い鳥文庫 1980年)

ピエロの柄の傘と赤いカバンをかかえて、ほこりっぽい無人駅に降り立った少女は、いくら待っても誰も迎えにこなくて途方にくれます。

霧の谷で、リナが体験する、不思議な夏休みの物語りです。
親元を離れ、一人、知らない場所ですごすことの押し潰されそうな不安。
風変わりな住人たちとの優しいふれあい。
しだいに、リナは、自分の居場所と自信を得ていきます。

普段の人間関係から解き放たれ、新しい自分を発見するという一人旅の喜びが存分に描かれています。

夢落ちなどということはないので安心して読めます。
文字が大きく、ページ数も195ページほどと読みやすい長さですが、内容の濃い物語りです。

わたしが、最初に読んだのは、ずいぶんと昔のことですが、いまだに夏になると読み返したくなります。

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