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8月 22, 2004

淡い印象「てくてくとぼく」

閉鎖的な社会で生きるマイノリティーの少年のノスタルジック・ファンタジー。
「てくてくとぼく 旅立ちの歌」著:枯野瑛/絵:GOW(富士見ファンタジア文庫)

白い砂海の広がる世界で、水を作り出す塔に寄り添いながら細々と暮らす人々。
機械技術の発展に否定的な、安定しているが停滞している社会。
異邦人の機械技師の少年は、この街に住み始めて3年、それなりの生活を築き上げています。

イラストは、物語りのやわらかな雰囲気にあっています。
ストーリーは、面白くないわけではないのですが、強く印象に残るシーンがあればと思いました。

色々とイベントは起こるので退屈はしないのですが、これといった盛り上がりのない平坦な感じです。
かるい感じでした。

登場人物のほとんどが、ストーリーによってたいした影響を受けていないからでしょう。
物語りの出来事で、人生を揺さぶられ色々迷うのは、リーゼくらいでしょう。
他の人物は、悩んでいるように見えて、ストーリーとは関係なく、既に答えを持っています。

あとがきを読むと続刊が出るようです。
リーゼが答えを出した時点で、この物語りはそれなりに完結している気がするのですが。

ボーイミーツガールとなるのか、主人公と「てくてく」の旅の話となるのかで、次ぎの巻を買うか考えようと思います。

リンク集: 枯野瑛 GOW

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