拳がうなる「賢者の国の魔法戦士」
最強剣士を目指すガタイのいい魔法使いが活躍するファンタジー。
「魔法戦士リウイ ファーラムの剣 賢者の国の魔法戦士」著:水野良/絵:横田守(富士見ファンタジア文庫 8月刊)
オランの王城へと向かう一行は、地元の若い騎士にからまれます。
オーソドックスな剣と魔法のお話ですが、いつもながら面白かったです。
冒険者の王国オランに到着ということで、冒険者らしく古代遺跡で宝捜しです。
「剣の国の魔法戦士」から始まる「~の魔法戦士」シリーズの4巻目ですが、何か題名が長いと思ったら、“ファーラムの剣”が増えています。
この巻から最終章である第3期が始まるとのことです。
「魔法戦士リウイ(0)~(9)」は、このシリーズのプレストーリーです。
人物間の微妙な関係を知るには、読んでおくほうがいいのかもしれません。
人物の設定が巧みで、物語りの運びが手堅く読みやすいです。
熟練した匠の技です。
そのぶん新鮮味はありませんが。
脇役でもちゃんと欲求を持っていて、それが引き起こす葛藤が面白いです。
登場人物同士の絡みをまんべんなく描きながらすっきりとまとまっています。
ラブコメ面は、控えめでした。
アイラのポジションが上がっています。
今後は、ミレルとの2トップということでしょうか?
主人公、なんか少し弱くなっているというか、経験値が下がっているような。
ティカは、魅力的なキャラクターだと思うのですが、やはり影が薄いです。
別働隊なのがネックです。
最後に手に入れた大荷物は、どうなるのでしょう。
ティカたちが運ぶのかな。
まさか、自走式とか・・・。
今回、ややページ数は少なかったですが、次は厚くなるとのことなので期待しています。
どちらかといえば、厚い本が好きなので。
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