« いま、気になっているパソコン | トップページ | Athlonもいいかな »

6月 25, 2004

「さよなら、ぺとぺとさん」は、「ぺとぺとさん」を読んでから

少し哀しくて優しい物語り「ぺとぺとさん」の続編です。、
「さよなら、ぺとぺとさん」著:木村航/絵:YUG(ファミ通文庫 04/06)
田舎の夏休みといったノスタルジックな雰囲気の舞台で、少年と少女(ぺとぺとさん)の恋愛の結末が描かれます。

吸血鬼の話は、性に悩む純情な青年の物語だという説を聞いたことがあるけど、ぺとぺとさんは、性の目覚めに戸惑う少女の物語だと感じた。
いや、主人公は、中学生の男の子なんですけどね。

吸血鬼=純情青年説というのは、思春期にアリがちな「なんさま、エッチしたかとー」という煩悩爆発な気持ちと、「女の子を汚して、支配しようなんてなんて、なんて酷かことば考えとっとか」という若者らしい正義感の狭間で苦悩する青年を、「エッチ -> 吸血」に置き換えて表現したものが、吸血鬼の物語だという読み方で、「ぺとぺとさん」は、それの反対側にある女の子の葛藤を「ぺとる」という能力でもって表現していると感じた。

前作ほどのエネルギーを感じれなかったけど、前作同様のやさしい雰囲気は好感触なので安心して読めると思う。

けっこう真正面から思春期を描いているのに、女の子の裸率が高いことや、オタクネタで、読者層を狭めるのではないかと思うともったいないきがする。

前作を読んでいることを前提に書かれているので、読んでみようという人は、まず前作を読んでからが良いと思うけど、最近の出版事情では、今年の2月刊とはいえ手に入れにくいのではと、ちょっと心配。

|

« いま、気になっているパソコン | トップページ | Athlonもいいかな »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38883/839696

この記事へのトラックバック一覧です: 「さよなら、ぺとぺとさん」は、「ぺとぺとさん」を読んでから:

« いま、気になっているパソコン | トップページ | Athlonもいいかな »